初学者が追い付くタイミング

税理士試験ではよくある話なんですが

全国模試が終わるタイミングで

初学者が受験経験者に追いつきます

追い越すことも普通にあります。

 

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その理由としては、今まで断片的な知識だったものが

頭の中でどんどん整理されて問題の解き方や捨て方の精度や効率が上がるからかと。

答練を繰り返し解いていくうちに

自然と点を取るための解き方が身に着くのも大きいですね。

 

なので、初学者の方で今の時点で得点が伸び悩んでいるとしたら

以下のチェック項目を確認してみてると良いかと。

・苦手論点はしっかり潰せているか?

・ケアレスミスは最小限に抑えられているか?

・十分な数の問題を解いてきているか?

 

経験上、だいたいこの3つのどれかに当てはまってると

上位3割に入るのは難しくなります。

 

苦手論点があると、失点する可能性が高くなるだけでなく

それに割く時間も多くなりがちです。

なにより、精神的に焦りを生じさせやすくなるので

まずは克服すべきところかと。

 

次に、ケアレスミスを最小限にするというところですが

これは心がけない限りミスは減らないと思います。

答練も残りわずかとなってきましたが

自分の解答できる問題は確実に得点する!という意識で臨むことが大事ですね。

 

そして最後に、十分な数の問題を解いているか、ですが

単純に答練3回解いた、とかの数ではなく

あなたなりの解法テクニックが身に着くまで

しっかり問題を解いてきたか、というところになります。

 

簿記論で言えば、第3問の集計の仕方だったり

消費税ならタイムテーブルの書き方、

法人税なら、別表の転記漏れを無くす工夫など

打てる手は全て打ってきたかの確認は非常に大事だと思われます。

 

といっても、税理士試験対策の本番はこれからかと。

全国公開模試で悲惨な点数でもその後、大きく実力を伸ばして合格する人が

毎年必ずいます。

 

最後まで諦めずに頑張りましょうね(`・ω・´)

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