結局税理士試験に受かる人

長く受験生やってきて、いろんな人と情報交換して出た結論は、この試験って結局諦めなければ受かる、ということ。

文字だけ見るとすごく当たり前なことですが、多くの受験生がドロップアウトしてしまってるんです。

 

特に5科目揃えて合格するパターンだとそう受験者数から考えたらホント僅か!

だからこそ価値があると思うわけですが、そこに辿り着くまでの道のりが人によって様々なんです。

 

この記事では、諦めずに勉強を続ける価値について書いてます。

勉強忙しい方はスルーでお願いします。

 

合格する人と「諦める人」

受験専念型で2年で合格してしまう人もいれば20年以上かけて官報合格まで辿り着く人もいます。

一方で、早く受かる受験生が毎年必ずいるので無意識に比較してしまい、モチベーションが下がって受験を諦めたり、結婚して子供ができて勉強してる場合でなくなったり。

 

試験は水物と言われるように、何があるか分からないイベントです。

どれだけ実力があっても運が悪いと落ちます。

 

なので税理士試験はある程度運の要素も加味して考えた方がいいです。

試験直前でケガしたり、何らかのトラブルに巻き込まれたり、仕事に追われて十分な勉強が出来なかったり。

 

でも、実力がつけば翌年受かります。

それでも落ちたら次の年に受かります。

 

この考え方ができないと「諦める人」になってしまいます。

税理士試験は長期目線がとにかく大事です。

 

科目合格制であり、合格科目を履歴書に書くことができるんです。

勉強過程で自分のブランドが上がると考えるとモチベーション上がりませんか?

諦めなければ良いことづくめ!

 

私が勉強を続けられた理由

良い講師との出会いは財産だと思っておりまして。

初めて法人税の勉強をした時の講師がめっちゃ努力家の人でした。

 

何度も落ちて、それでも諦めずに続けて合格したら、受けた科目全て得意になってたことに気づき、複数科目教える講師の仕事も実務の傍ら行うようになったそうで。

で、その講師から教わった数人がその受験予備校の講師として活躍しているということを知り、感動を覚えたものです。

 

長く勉強したからこそ、受験がつまずくところを完全に理解できますし、多くの受験生に希望を持たせることができるわけです。

なので、私は不合格の通知が来た時は、その講師を思い出して奮起してました。

 

勤め先の後輩に仕事を教える時もその講師を思い出すことで丁寧に教えることができますし、税理士試験の勉強がそのまま仕事に使えるって伝えることができるのがちょっと誇らしくも思えます。

 

受かった後のイメージ

税理士になった後どうなりたいか、をイメージすることも大事だと思います。

どこで開業して、どんなクライアントを持ちたいか。

どんな仕事をメインにしていきたいか、などを頻繁にイメージする習慣をつけると、受かるのが当たり前、という前提で勉強に取り組めます。

 

消費税法なんかは届出書が実務でもめちゃくちゃ重要なので勉強する際は、その提出期限や要件とかしっかり押さえました。

法人税法のグループ法人税制なんて実務で使うのは大手くらいだろうと思ってたらわりと普通に中小企業でも要件に該当しちゃってたり、とかあります。

 

今の勉強が仕事につがる、って分かると、より深く追求したくなったりします。

YouTubeで税理士の仕事の話とか検索すると面白いかもしれません。

 

まとめ

税理士試験攻略のヒケツは諦めないこと。

そして、諦めないで続ける考え方をあなたなりに見つけ、工夫していくことが大事です。

 

長期間かけて合格を勝ち得た人がたくさんいることをもっと知った方がいいです。

続ければ必ず合格できます。