法人税の理論でどれだけ力を入れて暗記するか
迷う論点の一つが海外税制かと。
過去に出題実績があるだけに
無視できないところでもありますし
かと言って深く掘り下げるメリットも
あまり感じないのが悩みどころではありまして。
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タックスヘイブン税制
今海外の最低法人税率が
トピックになっていることもあり
最低限の知識は常識レベルとして
持っておく必要はあるんじゃないかと。
法人税の税率を最低でも15%にすべき、
と言ったニュースが出てまして
その背景について知っておくことは
顧問先での雑談ネタとしても役に立ち
理論暗記の手助けにもなるんじゃないでしょうか。
端的に言えばタックスヘイブン税制ですね。
平成29年に出題されて以降
大手資格予備校の理論集から
その条文がゴッソリ無くなった論点ですw
生の条文読むと、なんで無くなったか分かりますよ( ̄▽ ̄)
めっちゃ難しい内容で
短い文章ではとてもまとめきれない。
さらに、出題されたら誰も解けなくて
出題の意味がない→出題可能性ゼロ
というロジックがあったのでは?
とお察しします。
過少資本税制
個人的にあるかなーと思うのは
過少資本税制なんですよね。
日本に設立される外国の子会社で
小規模だと、そこらへんの小規模会計事務所に
顧問依頼とかするわけです。
で、実際決算組む段階になって
親会社からの借入金が自己資本の3倍を
軽く上回ってたことが判明したり
なんてことがあったりします。
平均負債残高とかどの程度まで
細かく集計するのか、とか
別表の記載とか
やってみると、こんなもんかってなりますけど
やったことないと宇宙語に見えますw
だからこそ、最低限の知識を試す問題は
受験生の点数をバラけさせるという意味において
出題するメリットがあるんじゃないかと
考えられるんですね。
まとめ
最低限やっておくべきことは
過少資本税制と過大支払利子税制の違いや
両方当てはまった場合の処理とかの概略を
他人に1分で説明できるレベルが目安かと。
(仕事でも1分超える説明はあまり聞いてくれません(^^;))
そして、余裕があればタックスヘイブン税制と
移転価格税制も軽めにやっておくと安心ですね。
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