財務諸表論 勉強法

財務諸表論は理論と計算がある会計科目です。

合格するためには両方ともバランスのとれた解答が

求められます。

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計算対策

計算は簿記論を勉強してるかどうかで結構変わってきます。

 

簿記論を同時に勉強してる方や受験経験者であれば

財務諸表論独特の表示科目や注記などを押さえておけば

簿記論の勉強方法と同じで

8割型問題ないかと。

 

逆に簿記論を勉強してない方は

問題集の反復練習が必須になります。

 

講義で教わったら即復習することが大事です、

関連する個別問題を徹底的に解きます。

はじめの頃は覚えることがまだ少ないので

実力テストなんかは満点を必ず狙いましょうね。

 

次に総合問題の対策です。

簡単に得点できる箇所を効率よく解く練習だったり

拾い漏れを無くす練習が不可欠です。

 

個別の問題ならすんなり解けるのに

総合問題になるとなぜかミスしてしまう、

という人は多いと思います。

私もそうでした。

 

総合問題は資料があちこち飛んでいるので

考慮し忘れる事項があったりするんです。

その対策として私は市販の総合問題集を何度も解きました。

 

理論対策

次に理論ですが、税法ほどの負担はないですね。

一字一句正確に書かされる問いは少なく、

ある程度自分の言葉でまとめても

得点できたりします。

 

ただ、やはり正確暗記していた方が有利ですので

網羅的に押さえておくのがベターです。

 

あとは、解答要求に対して的確に答える練習も大事です。

ある会計処理に対してその根拠が問われたりするわけですが

どの理論を書けばいいのか?などは

深く理解してないと解答は難しいですからね。

 

まずは全体をさらっと押さえた上で

重要箇所を掘り下げていく勉強法が効率的かと思われます。

 

特に初学者の場合は一字一句抑えるのは厳しいですから

重要な言葉とか表現をしっかりと覚えて

白紙を避ける勉強の仕方が大事だと思います。

 

苦手論点の会計処理とか考え方の違いについても

自分の言葉である程度書けるようにしておいた方が良いかと。

 

例えば、私が受験してた頃は退職給付会計が危ないということで

かなり細かいところまでテキストに記載がありました。

数理計算上の差異で重要性基準と回廊アプローチという考え方がありましたが

正直、文章そのもの覚える気になれませんでした^^;

 

それぞれ、キーワードとなりそうなものを2、3個覚えて

あとは主旨にあった文章を組み立てて凌ぎました。

 

まあ、本試験では出なかったんですけどね。

それでも、対策不十分な論点が出たので

上記の手段で乗り切りました。

 

勉強専念型の受験生なら網羅的に勉強すべきですが

働きながら受験する方は完璧を求めない方がいい気がします。

 

私は通勤電車の中とか、昼休みの食前10分とか

工夫して細切れ時間を理論暗記に充ててました。

 

僅かな時間でも集中すると結構覚えられたりします。

かけた時間より反復回数を重視するといいと思います。

 

エビングハウスの忘却曲線理論とか、

暗記についてのテクニックネタは挙げるとキリがないので

別のところで書きますね。

ただ、お金に余裕のある方はチェックしておいた方が良いノウハウだけご紹介しておきます。

こちら⇒東大記憶法 ~記憶力90日向上プロジェクト~(記憶法・遠隔セミナー)

身につけるまでに早くても90日はかかるノウハウなので

直前期ではムシしてください。

 

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